ナインブリックス準備室

オカルト・ホラー専門の古書、DVD販売をしている奴の記録

「ブツ」がバッチリ映るようになった現状について

最近はテレビでも動画でも、「例のブツ」がバッチリクッキリ映っている傾向が強く、
昔ながらの情緒は薄れているものの、これはこれでスッキリするものがあります。
あの、不鮮明な映像を目を細めて必死で見つめた15の夜も遠い過去のものとなりました…。

オカルト的に「例のブツ」が「ハッキリ映ってる」と言えば、それはもう心霊写真や心霊動画の
例のことである。あるいは念写。

…お分かりいただけただろうか?

しかしなぜ、最近のものはこんなに映りがいいのか。それはね。技術の進歩のためです。
今や写真も動画も基本はデジタル。デジカメやデジタルハンディカムにの登場によって、
霊がこれほど鮮明に撮影できるものだと発見したわけです。処理が甘いとときには
周囲のもの以上に。

自分なりに理由を考えてみたのですが、霊というのは電気的な存在だという説があります。
ですのでおそらく、テープやフィルムなどのアナログな記録形式の場合、メディアへ保存する際にロスがあり、データが不鮮明になっていたのではないでしょうか。
その点デジタルに、つまり電気的に情報を記録する場合はロスが減り、ハッキリとその姿がメディアに保存されるものと考えられます。

ちなみにパンパンヤという人が「方彷の呆」という漫画の中で、
幽霊は視覚的に見ているわけではないから視力の良し悪しで見え方は変化しない、と言って
登場人物のメガネを外して霊かどうか確かめさせていましたが、名案だと思います。

先日、「世界の怖い夜」という番組を観ました。恐怖動画の紹介コーナーと
芸能人による心霊スポット検証コーナーが交互に続くのですが、どちらも「ブツ」がバッチリ
撮れていました。「芸能人による心霊スポット検証」なんて尺を稼ぐための埋め草で(失礼)で、
レポーターのリアクションやらチラっと映る光とかノイズで満足するようなものだと思っていた
私ですが認識を改めさせられました。もちろん心霊動画も霊の姿が鮮明に映っています。

デジタル合成技術の進歩やコストダウンはすごいですね。じゃなかった。逆にフェイクだとモロバレに、でもなくて、過去のものに比べてカタルシスがあって、観ていてスッキリするものだと思いました。

「方彷の呆」を収録している『蟹に誘われて』は以下より。(Amazon アフィリエイト)

『蟹に誘われて』
panpanya:白泉社

ホラー漫画ではないですが、ちょっとつげ義春を思わせていいですよ。

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